★チェルシーの今季振り返りと補強案★チェルシーの今季ここまでを振り返ると、激動のシーズンだといえるだろう。 私は、ここまでサッカークラブが国際情勢によって危機的状況になるのも珍しいのではと感じる。 チェルシーの栄光の日々は2003年7月のロシアの石油王であり、実業家のロマン・アブラモビッチ氏によるクラブ買収から始まる。 アブラモビッチ氏は約160億円ともいわれるチェルシーの負債を返済すると、自らのポケットマネーから有力選手を獲得し続け、 以降チェルシーはプレミアリーグ優勝5回にCLの優勝2回という素晴らしい実績を誇るクラブとなった。 しかし、2月23日に始まった、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響により、 ロシア人であるオーナー、アブラモビッチ氏のイギリス国内の資産が凍結される制裁処分が下った。 この制裁処分によりチェルシーはクラブの運営費も停止させられ、危機的状況に陥っている。 今、チェルシーはイギリス政府の管理の元、他のオーナーへクラブの売却の話が進んでおり、 クラブの消滅は免れそうだが、それでも今現在の財政面は危機的状況に変わりない。 夏までにクラブの新オーナーが決まり、新体制の元、補強費を確保して夏の移籍市場へ挑むことが前提となるが、 チェルシーの夏の補強について語りたい。 チェルシーはCBの主力のDFリュディガー、DFクリステンセンが移籍確実視されているので、 代わりのCBとしてセビージャのDFクンデ、トリノのDFブレーメルを推したい。 クンデはチェルシーのトゥヘル監督が採用する、3バックの一角としてもWBとしてもプレーできるポリバレント性を持ち、 ブレーメルはセリエAで最高級のDFと評判のあるクオリティーの高いDFだ。 両者の確保を最優先事項とするといいだろうと思う。 |